10行メンバーの徒然日記

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大道森

那覇新都心おもろまち駅の東側に、ちょこっと見えていた小さな森が、今朝なくなっていた。

そこは、近くのシュガーローフと同じく大変な激戦地区だったらしく、収集されない遺骨や弾丸、不発の手榴弾なんかが沢山眠ったままになっていて 那覇の中心地にありながら、今の今まで住宅も道も出来ず森のままになっていた。

私も含めて、この近辺で育った子供たちは“ココ”が容易に足を踏み入れてはいけない場所だと 何故かみんな自然に知っていて、時々ウーマクーな男子たちが肝試しがてら探検に入っては、翌日手柄の弾丸や英字が印字されたナニかを学校で自慢していたなぁ~  なんて郷愁とは全く別に、ここは残すべきじゃなかったかと残念に思う。

普段の移動を殆どバイクでしている私は、季節の移り変わりや地域ごとの雰囲気(空気感や匂い)を毎日直接、風で感じながら暮らしている。 その楽しさが娘達にも分かり始めた夏のある夜、大道森の側を走ってたら 後ろに乗せてた娘が「あれ?ココ風がひんやりする!なんで!?」と驚いた。
「土だよ。緑だけじゃなく、土があるところは熱がこもらないから陽が落ちると涼しいんだ。深呼吸してごらん」 「あ、ヤンバルみたいな匂い!すごい、うほほっ」

この辺で、こういう風と匂いがする所はとても少ない。 公園にも緑や土はあるけれど、残念ながらそこでは こういう熱循環や空気の浄化は感じられないのよね。
森といってもホントに小さなもので脇道を少し行けば松川の主要道路に出るくらいの規模、なのに 明らかな空気の違い。 机上で排出ガス軽減の計算なんて、本物の自然の力には全然及ばないんだな~と知る場所だったのに、、、
どうして、こんな森を避けて道を作れないかなあ?
真っ直ぐじゃなくてもいいじゃない?
私たちの生活、子供たちの未来に必要なのは森か? 真っ直ぐな道路か? 誰でもわかってるはずなのに間違った結果が現れるのは何故なんだろう? 考え込んでしまった朝の信号待ち

大道森の記事→http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-02-09-E_1-005-2_001.html
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by jyugoo | 2009-10-03 17:14 | Vocal. 樺里美